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2013年12月

2013年 感謝をこめて・・・

今年も早いもので、残りわずかになりました。
この年も皆さまには大変お世話になり
心より感謝申し上げます。
今年は昨年にも増して沢山の多くの出会いがありました。
ご縁と言うものは実に不思議なものですね。
...
この世に生を受けた人々が今では全世界で約72億人。

そして、これから出会う人々に感謝をこめて。

「御縁有りて邂逅(かいこう)の僥倖(ぎょうこう)を得る。
 交流より絆生じ、やがて交歓へと繋がる。
 縁、絆。想いが紡ぐか細く儚きものが、交錯することで、縒り合わさり、織り成されて貴きものへと培われ、育まれて行く。」
     
  祈りの輪
全ての人々に平和と安らぎが訪れますように。  
                                 桐野伴秋

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高知新聞連載 (地球・美の幻風景)12月11日 祈りの輪~光り漂うもうひとつの情景~   

 

    美しく煌く一本の木に平和への祈りと感謝の気持ちを込めて・・・・

Photo_2

      ~祈りの輪~  

 光り漂うもうひとつの情景

 

年の瀬を迎え気忙しくなる前に、ほっと心和らぐ時間がある。

街のあちらこちらに装飾されたクリスマスのイルミネーション。

電飾の持つ輝きを素直に美しいなあ、と喜ぶ。

 

クリスマス時期に海外へ行くと、その祝いっぷりに圧倒される。

町中に、家々に、施された飾りにはただ美しいだけではなく、

そこにイエス・キリストの生誕を祝う喜びの気持ちが

込められているのだ。

 

年々華やかになるイルミネーションに

そんな光景も重なり、降誕節に入ると、

心が弾み、ほっとする。

 

今年もあと残す所、僅かとなった。

たくさんの方と出会い、

有難いご縁を頂いた2013年・・・。

 

そして、出会った沢山の風景。

がむしゃらにシャッターを切り

一瞬の世界を永遠の風景として、

もうひとつの世界を模索し続けた。

 

吹き出る汗が止まらぬ暑い夏、

シャッターを押す指がちぎれてしまうかと思うほど寒い冬、

春の桜、紫陽花、燃ゆる紅葉、雨、雪・・・

巻物を解くように季節を廻り、旅するように

風の中を歩いた一年だった。

 

美しい風景にはどうしてこんなに

人々の心を揺り動かす力が在るのだろう。

 

目を覆いたくなるような

東北の震災の地に咲くひとひらの花、

萌える出づる緑の芽、堪えて朽ち、

尚、生き続ける樹木。

 

 その風景の周りには

 いつも祈りを捧げる人々の姿があった。

 祈りは波紋のように広がり、

 繋がり、絆となり、

 固い誓いとなって、響きわたる。

 

今年、私が出会った一本の木。

 

 この日は、草原が広がる大地には

 枯れ草が白く波立っていた。

 よく見ると山は一面、うっすらと樹霜で覆われて、

 美しく煌めいていた。

 

 そしてその中で、燦然と光を集め

 

 輝く一本の木との出会いがあった。

 

 車から降りその一歩を踏み出すと、

 足元で薄い氷が砕ける音がした。

 張り詰めた冷たい空気が風に流れ、

 耳の奥にまで静けさが届く。

 

研ぎ澄まされたこの空間で、

自然が語りかけてくるものは何だろう。

それは、みつめる者の心の中にある、

深く静かに漂う、

もうひとつの輝く情景の再現なのかもしれない。

 

 

かけがえのない一瞬を、永遠に宿し、

思いは、円を描き輪となって平和へと

つづられることだろう。  

輝く光に祈りを込めて。

 

 

 

 

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高知新聞連載 (地球・美の幻風景)12月4日 地球影~彼方へと輝く光~    

 雪の積もった瓶ヶ森で見つけた新たな地球の姿。

  あまりにも美しいその姿に私は立ち尽くし、

  感謝の気持ちでいっぱいになりました。

    Photo

 

地球影 ~彼方へと輝く光~

瓶ケ森に初雪が降った数日後、私はその地に立っていた。

高知市内を早朝3時ごろに出発。山間部へ入るにつれて、

気温はどんどん下がる。

 

この日の天気予報は快晴!

しかし山の天気は行ってみないとわからない。

 

途中、辺りは霧に包まれ、期待と不安が交差する。

除雪されたばかりの道を慎重に急いだ。

 

当初の目的地にたどり着いた私だが、何かを予感し、

思い切って賭けに出ることにした。

もし山頂近くが晴れていたら下界には雲海、

そしてこぼれんばかりの満天の星が見えるだろう。

 

標高が高くなるにつれて、車窓から見える景色に目が離せなくなる。

私は我慢できずに窓を開けた。

一瞬に雪の冷気が車中を一周し、ぶるっと震えがきた、

が、それ以上に私の胸に熱いものが込み上げてきた。

何という光景だろう。石鎚山を取り巻く雲海を目の前に、

居てもたってもいられず、車を飛び下りた。

 

静寂な白銀の世界に風が吹き、

雲がものすごいスピードで走る。

その姿は天から降りてきた龍のように霊峰を取り巻き、

下界へと流れて行く。

まるで、全身が波打つ自然界の深い呼吸のようだ。

 

闇から光へ移行するはざまの時間に、

自然は人間の想像を遥かに超える奇跡を見せてくれる。

 

 凍てつくような雪景色の中で私はカメラを備え、

 じっととその姿と向き合った。

 

美しい迷宮に足を踏み入れてしまったような幻想の世界

いったい、ここは何処なのだろう。

 

宇宙に広がった崇高なグラデーションにすっぽりと包まれ、

やがて薄紫にたなびく帯状の雲を境に空は濃淡に分かれてきた。

下に濃く描き出されたものが地球の影、(地球影・ビーナスベルト)だ。

もうすぐ登る太陽の光に反射し、

今まさに地球が新しく生まれ変わろうとする瞬間である。

 

私はこの時ほど地球にいて宇宙を身近に感じた事はない。

心の奥から込み上げてくる感動と溢れる涙を

抑える事が出来なかった。

 

やがて太陽が顔を出し、あたりは黄金色に煌き始めた。

冬の厳しい寒さの中、次の季節へと準備に入る木々。

逆らわず、ありのままで立ち尽くす。

研ぎ澄まされたその姿にゆっくりと雪は積る。

やがて雪の優しい重力を感じながら冬山は静かに眠るのか・・・。

 

自然は、それぞれの時代に果てない普遍のメッセージを

我々に語ってくれている。

 

 ここには、境界線という言葉はなく、

 あらゆる創造の営みが存在している。

 

 私はもう一度、朝の光に満ちた天を仰ぎ、大きく息を吸った。

 

 この地球の鼓動に感謝をこめて・・・。

  


 

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旅彩物語

 

    今年最後の「旅彩物語」番組を

    見て頂きました皆さま、本当に

    ありがとうございました。

     番組の中で出会った沢山の風景、

    それらを守り、寄り添って生きてきた人々の思い。

   
    高知県の自然の奥深さを

    改めて再確認した旅でした。

       Photo

      スタッフの皆様、番組でお世話になった皆様、

      誠にありがとうございました。

       心より感謝申し上げます。


           来年も「旅彩物語」よろしくお願いいたします。

 

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