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2011年8月

清春 旅と空想の美術館  セドナ奇跡の大地へ 開催決定

場所
清春 旅と空想の美術館
山梨県北杜市長坂町中丸1543-58 

http://homepage3.nifty.com/kiyoharu-museo/contents.html
Photo
詳細
9月1日~10月23日  
         9月1日(木)・3日(土)             アーティスト・トーク                両日 13時・15時 二回開催                1000円(要予約)               ℡0551-32-8188Photo_2
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高知新聞連載8月24日(地球・美の幻風景)        セドナ奇跡の大地へ

Photo                セドナ・奇跡の大地へ

セドナへ行くと人生の勢いが加速するという

セドナの地へ足を踏み入れてから早や

4年の歳月がたとうとしている

まるで導かれたような旅だった と私は皆に語ってきたが

それはフェニックス在住の一人の男性との出逢いからはじまる

ちょうどその頃 私は坂本龍馬記念館の「海の見えるギャラリー」

で作品展を開催させてもらっていた

ガラス越しに太平洋を一望できるギャラリーは

陽光に反射した波の道を指でなぞるように見ることができ

初めて訪れた人は誰もがその光景に息を呑む

その日も私は閉館近く 海が夕陽に染まる刻に訪れた

ギャラリーには一人の男性のシルエットがあった

彼は太平洋を背景に作品を一枚一枚丁寧に見てくれていた

私が その撮影者だと知ると 色々なことを話してくれた

自分はアリゾナ州フェニックスに住んで

和太鼓を演奏しているという事

坂本龍馬をこよなく愛し 尊敬し 今回はわざわざ高知を訪れ

この記念館へ龍馬に会いに来た・・・という事等々

年代も近く すっかり意気投合した我々は夜が更けるのも忘れ

映像や音楽 インディアンの文化などを熱く語りあった

帰り間際 彼は 毎年フェニックスで開催される

日本のアートを紹介する

ジャパンフェスティバルの話をして別れた

それから数か月

私はフェニックスのジャパンフェスティバルで

多くのアメリカ人に作品を紹介していた

訪れた人々は美しい日本の風景写真に口々に

「ビューティフル ジャパン!」と感嘆の声を上げてくれた

桜や富士山 は勿論

土佐の風景も彼らの中に刻み込まれていったであろう

その中で とても印象に残った 一人の老婆がいた

彼女は毎日のように訪れ 私の作品を見て涙を流し

「あなたはセドナへ行くべきだ」と強く勧めてくれた

セドナについては渡米する前から美しい所だと聞いていた私は

背中を押されるように早速向かうことにし

現地で日本人ガイドをしている彼の友人を紹介してもらった

そんな出来事がまるでページをめくるように重なって

ガイドのナナさんの案内で2年間に亘り

観光だけでは出合えないセドナや北アリゾナの風景を

撮影する事ができた

そして セドナを愛し13年間在住の彼女の思いと

私の写真が写真集として世に出たのは

奇跡がなせる業としか言いようがなかった

この岩山はキャセドラルロックと呼ばれ

セドナを代表するボルティックス(エネルギーの渦)

セドナは小さな街で 人々の生活圏の中に存在する

2億7千万年もの間、地殻変動を起し続けた赤い山肌は

悠久の時の流れを岩肌に映し 神秘的な表情を見せてくれる

近年 セドナと言うとスピリチュアルな

癒しの場所としてすっかり有名になってしまったが

私は この写真集の表紙ともなったキャセドラルロックを

見るたびに心の軸が正されていく

写真家として 常に原点に帰れよと諭されているようだ

「人生には二通りの生き方しかない
一つは、奇跡などあり得ないとして生きること
もう一つは、すべてが奇跡であるとして生きることである」

               アルバート・アインシュタイン

遥か海の向こうへいつも志を掲げていた龍馬さんが

      出会わせてくれた奇跡の導きだったのかもしれない

                      

                               禁無断複写・複製・転写     

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