« 2011年4月 | トップページ | 2011年6月 »

2011年5月

高知新聞朝刊連載5月18日(地球・美の幻風景)                     モン・サン・ミシェル世界遺産

Jpg

             地球・美の幻風景   桐野伴秋の世界

         ~モン・サン・ミシェル~            時空の彼方へ 

未来へ引き継ぐ地球の宝物として、全世界の人々に守られている世界遺産。

後世に残す風景として、最初に思い浮かべたのは、

                     フランスのモン・サン・ミシェルだった。

そこは先住民ケルトの聖地。708年、オベール司教が夢の中で、

大天使・ミカエルから「この岩山に聖堂を建てよ」

のお告げを受けたといわれている。最初、悪魔の悪戯(いたずら)だと

思い信じなかったが、再三同じ夢を見て、

お告げが本物であると確信して礼拝堂を作ったのが始まりである。

1979年には世界遺産に登録され、

巡礼者ばかりではなく、観光客も後をたたない。

礼拝堂を囲むサン・マロ湾は

ヨーロッパで潮の干満の差が最も激しい所として知られる。

その差は15メートル以上あり、潮が、猛烈な速度で押し寄せる。

このため、かつては多くの巡礼者が潮にのまれて命を落としたといい、

「モン・サン・ミシェルに行くなら、遺書を置いて行け」

                        という言い伝えがあったほどだ。

私は大潮の時季を狙い、モン・サン・ミシェルを訪れた。

美しい教会の姿を夢のように描きながら現地に着いた時、私は現実を見た。

数珠つなぎの観光バス、どこを見ても、人人人・・・。

ここは世界の観光地であり、世界遺産、そして今もなお巡礼の聖地なのだ。

世界中から多くの人がそれぞれの想いを持って、この修道院に集まるのである。

私も然(しかり)、撮影に日本からやって来たのである。

私は、観光客の少ない朝夕の時間帯に絞り撮影を重ねた。

時折、放牧している羊たちの声が潮風とともに届く。温かで調和に満ちた世界。

まぶたを閉じ、この崇高な祈りの場に身を委ねた時、

私は今、この宇宙の創造主の下で、生かされている事を確かに感じた。

そして、私の心は定まった。私のできる限りの撮影をさせてもらおう。

聖地を汚すことのない撮影をさせて貰おう、と。

時空を超え、今も空へと舞い上がるモン・サン・ミシェル。

 そんなイメージを描き撮る事が出来た私は、3日間の滞在に深く感謝し、

          その姿をまっすぐ心に刻み込み、次の奇跡の地へと向かった。

                                                                             禁無断複写・複製・転写

| | コメント (0) | トラックバック (0)

桐野伴秋の世界 幻想写真美術展 終了の御礼

お陰様をもちまして、本日無事香美市立美術館での作品展、終了いたしました。

45日間のロングランでしたが、終わってしまえばあっという間の作品展でした。

期間中、本当に沢山の方にお会いし、たくさんの感動の言葉や励ましのお言葉をいただきました。

高知県だけでなく県外からも多くの方がお越しいただき、嬉しい限りです。

一度、二度ならず何度も何度も美術館に足を運んでくださいました方もいらっしゃいました。

作品展中、6,300人もの方にお越しいただきました。

元来ならば、お一人、お一人、にお礼申し上げる所ですが、

この場を借りて、ご挨拶に変えさせて頂きます。

ありがとうございました。

はかりしれない感謝の気持ちで一杯です。

皆さまから色んな感動の言葉や、励ましの言葉を頂きましたが何よりも、 

自分自身が励まされ、 

ほんの少し、成長させていただけたようにも思います。

道半ばの私にとってはこれからがスタートです。

どうぞこれからもよろしくお願い致します。

     感動を感謝にかえて・・・。

                          桐野伴秋

| | コメント (7) | トラックバック (0)

Japan Aid -セドナ・チャリティーイベント 参加

4003291_1122503770_21large1セドナでの 東日本大震災へのチャリティーイベントに作品を参加させて貰い、売上の約20万円程を全額寄付させて頂きました。

ご縁のあったセドナの地でチャリティーに参加させていただき、日本への支援金を送ることが出来ましたことは、この上ない喜びです。

訪れて下さった、皆さま、本当にありがとうございました。

心より感謝申し上げます。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

« 2011年4月 | トップページ | 2011年6月 »